チーズケーキ好きなので、ゼラチンで固めるレアチーズケーキから、クリームチーズと卵と砂糖だけで作るベイクドチーズケーキまで、いくつかの種類を作ってみました。
それぞれ普通においしかったのですが、何度も繰り返し作りたいか?というとそうでもなく、どれも決め手に欠ける感じでした。
自分のなかで「決め手」となるのは、①材料や作り方がシンプルであること、②お店にはあまり並んでいない特徴があること、あたりでしょうか。ケーキ作りに米粉やハチミツ、てんさい糖などを使っているのも、健康によさそうというだけでなく、市販品との違いを楽しみたいからでもあります。
そこで思い出したのは、高校生のときお店で食べた、少し塩がきいているチーズケーキのこと。まだ「塩スイーツ」が流行する前だったので、とても新鮮なおいしさでした。
次に作るのは塩味系にしよう!とネット検索したところ、粉チーズ(パルメザンチーズ)を使ったチーズケーキを見つけました。いくつかのレシピを参考に、適当にアレンジして作ってみたら、なかなかの出来だったので定番入り決定です。
【材料】
- クリームチーズ 200g(1箱)
- パルメザンチーズ 40g
- てんさい糖(砂糖)50g
- 卵 2個
- 水切りヨーグルト 200g
- 薄力粉 30g
〔水切りヨーグルトの作り方〕
①ふたを開けたプレーンヨーグルト(400g入り)の容器にキッチンペーパーをかぶせ、輪ゴム2本でとめる。
②計量カップの上に斜めにしてのせ冷蔵庫で一晩置くとホエー(乳清)約200mlが出る。
※ペーパーが破れる、輪ゴムがはずれる、冷蔵庫内で倒れるなど不測の事態に備えて、ポリ袋に入れました。
パルメザンチーズケーキ
【作り方】
- クリームチーズは室温に戻すか、包装フィルムから出して電子レンジで30秒ほど加熱してやわらかくしてから、ボウルに入れよくかき混ぜる。
- パルメザンチーズ、てんさい糖、卵1個ずつの順で加え、そのたびによく混ぜる。
- 水切りヨーグルト、小麦粉を入れて、なめらかになるまで混ぜあわせ、炊飯器のケーキモードで焼く。
- 焼きあがったら炊飯釜ごと外に出し、充分に冷ましてから取り出す。
充分に冷めてケーキの表面がしっかり固まっているのを確認してから、ケーキクーラー代わりの焼き網へ移しました。
すると──、
謎の水玉模様が…(笑)。4~5回作って毎回です。
たぶん、材料の一部がダマになって残っているせいだと思います。粉をふるったり、裏ごししたりというひと手間を省略すると、こういう形で現れるのですね。
それでも、ゴールデンウィーク中に身内の集まりがあったとき、このチーズケーキを持参しました。水玉模様がついているほうは、底側なので誰も気づくことはなかったです。
味の評判の方は…「可もなく不可もなし」でした(^^;)。