炊飯器でアップルシナモンケーキを作りました。
前にりんごジャムで作ったのですが、りんごがもっとたくさん入っていたらいいなと思ったので、今回は「サンふじ」をまるまる1個(芯は除く)使いました。
【材料】
- ホットケーキミックス 200g
- りんご 1個
- レモン汁 大さじ1杯
- シナモンパウダー 小さじ1杯(1.8g)
- バター 33.3g
- 卵 2個
- 森永クリープ 20g + お湯 60ml
- はちみつ 30g
※ バターは1箱100gのものを3等分しているので半端な数字、クリープをお湯で溶いた液体は牛乳の代用です。
【作り方】
① りんごは皮つきのまま8等分して、厚めのいちょう切りにする。
② フライパンにりんごをいれ、レモン汁とシナモンパウダー加えてまぶす。
③ ふたをして弱火で蒸し焼きにし、透き通ってきたら火をとめてバターを入れる。
《余談》
火が通ってくると、りんごの香りが際立って、気分も浮き立ちます。これも美味しさのうちですね。
さて、いつもバターは電子レンジで溶かしているのですが、今回はアップルシナモン煮の余熱を利用しました。
ケーキのレシピを見ると、バターは溶かさず、室温でやわらかくしておいて、白っぽくなるまで泡だて器で混ぜると書いてあります。何が違うのだろう?と思っていたのですが、これはバターの「クリーミング性」という性質を活かした方法だと知りました。
バターをクリーム状にしてよく混ぜると、細かい気泡をたっぷり含ませることができ、焼いたときにその気泡が膨張して生地が膨らむため、ふんわりとした軽い食感になるそうです。パウンドケーキやマフィンに適しています。
一方、バターを液状化すると、クリーミング性は失われますが、バターの風味やしっとりとした食感を与えることができるので、マドレーヌやフィナンシェなどには溶かしバターを使うとのこと。
なるほど!
私が使っているのは米粉のホットケーキミックスなので、しっとりもちもちした食感が持ち味です。引き続き溶かしバターでいこうと思います。
《余談》おしまい
④ ボウルに卵を割り入れて泡だて器で混ぜ、さらに、クリープ液(クリープをお湯で溶いて、はちみつを加えたもの)を加え、よく混ぜ合わせる。
⑤ ホットーケーキミックスを入れて混ぜる。
⑥ アップルシナモン煮を入れて混ぜ、炊飯器のケーキモードで焼く。
45分後、りんごがごろごろ入っているケーキが出来上がりました。表面が乾きやすいので、キッチンペーパーとラップをふわりと載せて冷まします。
甘さひかえめなので、罪悪感少なめです。そして、なんといってもりんごが美味しい。今回使ったりんごは300gくらいでしたけれど、もっと大きなりんごでもよかったと思いました。
ケーキを充分に冷ましたら切り分けて、すぐに食べる分以外はラップ&フリーザーバッグで冷凍保存しています。解凍するときは、ふつうに電子レンジで温めるだけですが、出来たてのときより味がなじんで、さらに美味しさが増している気がします。