かきがら掌編帖

数分で読み切れる和風ファンタジー*と、読書・心理・生活雑記のブログです。

結膜下出血と冬の紫陽花

 

1週間ほど前、なんとなく右目がごろごろしたので鏡を見たら、白目部分が血の色に染まっていました。

結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)という症状で、前にもなったことがあるのですが、今回は程度が大きかったので、眼科クリニックへ行きました。

待合室には『ドライアイ』や『飛蚊症』などと並んで、『結膜下出血』の小冊子も置いてありましたから、割合よくある症状なのかもしれません。

 

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気になる結膜下出血│目の病気百科:結膜下出血|目の情報ポータル|参天製薬

 

結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が破れて出血したもので、白目部分がべったりと赤く染まります。

多少、目がごろごろしますが、痛みなどはありません。

原因はさまざまで、くしゃみ・せき、過飲酒、月経、水中メガネの絞め過ぎなどでも出血します。結膜下の出血では、眼球内部に血液が入ることはなく視力の低下の心配もありません。

出血は、1~2週間ほどで自然に吸収されることが多いのですが、強いものでは2~3カ月ぐらいかかります。いずれにしても自然に吸収されますので、ほとんどの場合心配はいりません。

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通常の出血ではほとんど痛みやかゆみ、目やになどの症状はともないません。また、目が見えにくくなったり、視野が狭くなったりすることもありません。万一、これらの症状を伴う場合は、必ず眼科医の診察を受けて下さい。

 

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(小さな点状のものから、斑状、時に眼球結膜全体を覆う広範なものもあります。また、血腫をつくることもあります。)

 

眼科クリニックの先生は、丁寧に診察・説明してくださり、

「びっくりされましたよね。でも、心配ありません」と、おっしゃいました。

コンタクトレンズをつけても大丈夫かどうか質問したら、私の場合は問題なしとのご返答でした。ケースバイケースだと思うので、確認できてよかったです。

ステロイド性抗炎症点眼剤(1日3回)を処方され治療は終了、一件落着と思ったのですが……、

予備検査の結果、眼圧が高めだったため、 さらに眼底カメラ検査をしたところ、視神経がやや傷んでいることがわかりました。緑内障かどうか調べるために、1ヶ月後に視野検査する予定です。

 

一難去ってまた一難、という気分でしたが、職場に戻って同僚に話したら、

「よかったじゃない」と言われました。

たしかに、緑内障は自分で早期発見するのが難しい病気だと聞きますから、気づかないままで重症化することを避けられればラッキーですね。

とはいえ、少しがっかりしたので気をまぎらわすため、結膜下出血した右目を自撮りしてみました。けっこう不気味なので小さく貼っておきます。

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⚠クリックすると拡大するのでご注意ください(笑)。

 

 

お目汚しのあとは、去年の初夏、会社帰りに撮った紫陽花の写真を──。

 

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先日、いつも美しい画像と文章で、心を豊かにしてくださるururundo (id:URURUNDO)さんの記事で「柿渋色に枯れた紫陽花の花」のお写真を拝見しました。

 

ururundo.hatenablog.com

 

そこで、初夏に撮ったのと同じ場所へ紫陽花を見にいくと、落葉し立ち枯れたような姿で休眠期に入っていました。

 

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今まで冬の紫陽花を知らずにいた、というより、見ても気づかず素通りしていました。

知らなかったことを知るのは楽しいですが、それを実際に見聞できるとさらに嬉しいです。

 

 

 

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