かきがら掌編帖

数分で読み切れる和風ファンタジー*と、読書・心理・生活雑記のブログです。

近くて遠いところ

 

先週の三連休最終日の夜、シーリングライトの蛍光灯が切れました。

椅子の上に乗っても天井のライトには手が届かない、それは引っ越してきてすぐ確認し、蛍光灯の交換は誰かに頼むしかない、と思っていました。

いざそのときが来てみると、カバーをはずさなければ蛍光灯の型番がわからないため、事前に買っておくことができず、人にお願いするにしても一度では済まないという面倒な状況です。

 

それならば、自力で何とかしようと考えました。

必要な高さは70cm程度、そして、高所は苦手でバランス感覚も良くないので、安定感を優先という条件で探しました。脚立や踏み台などいろいろ調べて、身体を安定させて作業がしやすい「上わく付き踏み台」が最適だとわかり、早速ネット注文しました。

 

 

発注した翌々日に「折りたたみステップ3段」は到着しました。高さもちょうどよく、「上わく」が付いているので、つかまりながら昇り降りができ、いちばん上の段に立つときは少し怖かったものの、無事にシーリングライトのカバーと切れた蛍光灯をはずすことができました。

折りたためば約8cmの厚さで、クローゼットの隅に収まります。

 

f:id:toikimi:20191020185059p:plain

 

見るからにお疲れさまの丸型蛍光灯。

同じ種類のものをネット注文し、翌日には品物が届きました。

 

f:id:toikimi:20190923164859p:plain

 

新しいナチュラル色の蛍光灯を取り付けた後、点灯してみると、不自然なほどの明るさでした(笑)。

蛍光灯が切れてからずっと、夜は壁際のダウンライトの薄明かり、朝は窓からの自然光という生活でした。当初は不自由に感じたのですが、すぐに慣れて落ち着き、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになるのか深く眠れるというメリットもありました。

それでも、常態に戻ることができ、一安心です。

 

これで一件落着。

そう思ったのですが、数十分後、灯りがすっと暗くなりました……。

といっても、光の量が1~2割ほど減少しただけで、普通に明るいことは明るい。むしろ、消える前はこのくらいだったのかなという感じです。

うーん、これはいったいどういう現象なのでしょうか。

ちなみに、うちのシーリングライト、「National」製でした。

 

f:id:toikimi:20190923180528p:plain

 

「National」が「Panasonic」に変わったのは、2008年10月らしいので、11年以上前の製品ということになります。

蛍光灯だけではなく照明器具本体も、そろそろ交換時なのかもしれません。

賃貸住宅では、蛍光灯などの消耗品は借主が交換し、初めから部屋に付いている照明器具はオーナーさんの所有物なので、故障した場合は管理会社へ連絡して対処してもらわなければならないと聞きました。

今回は、故障かどうかも微妙なところです。

 

一難去ってまた一難、という感じですが、しばらく様子を見ることにしました。

ほんとうは、こういうのは苦手です。心配性なので、気が気じゃないのです。

けれど、思えば、ちょっとした「難」は尽きることがなく、いちいち気にしていると際限がありません。

「放念力」を身につける練習だと思って、しばらく様子を見ます。