『かえるさんの星占いらぼらとりー』というブログで、日々、ヒントとギフトをいだたいていますが、このあいだ、趣味に関してのキーワード、
“植物等を「育てる」、チェックをする”
を見たとき、あることを思い出しました。
一昨年、友人から引越し祝いに、『ミニ盆栽』~山桜を育てる栽培セット~をもらいました。
ミニ盆栽とは、背丈が10cm以下で、掌にのるサイズの小さな鉢植えのこと。マンションなど庭のない家でも楽しめるので、年齢や性別を越えて人気らしいです。
けれど当時は、心身ともに余裕が無く、しまい込んだまま失念していました。
ラッピングされた状態でも、文庫本的なサイズ感です。
【セット内容】
鉢・培養土・説明書・種・鉢底アミ
種は5つ
説明書を読んで、たじろぎました。
はじめに(山桜は発芽の難易度の高い商品です。)
私は、栽培が容易といわれるポトスを枯らしたことがあります。心もとない限りです。
1.種まき前の下準備
山桜は種まき前に、種を冷蔵庫へ入れ、冬を(疑似)体験させます。
※種まきは、発芽時期が真冬と真夏にならないように逆算し、タイミングを合わせて行ってください。
秋に種をまいた場合は、翌年の暖かい時期に発芽する事があります。
種をまいた時期・環境によっては、発芽に1~2年かかる場合があります。
【冷蔵庫での低温期間】 1~3ヶ月
【発芽適温】 15~20℃
【発芽日数】 1~3ヶ月
【 開 花 】 4年以上
タイミングを合わせて、と言われましても、発芽日数が1~3か月、場合によっては1~2年ともなると、私の頭では逆算不能です。これも難易度の高さの内ということでしょうか。
それでも「思い立ったが吉日」というわけで、種を冷蔵庫へ入れました。
そういえばたしか、山桜を詠んだ有名な歌があった、と思ったら覚え違いで、
やまざくら、ではなく、あだざくら、でした。
明日ありと思ふ心の仇桜、夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは
親鸞上人が九歳の時、得度を受けるため慈円僧正のもとを訪れたところ、すでに夜も更けていたので、
「もう遅いから明日にしよう」と言われ、その際に詠んだ歌だと伝えられています。