かきがら掌編帖

数分で読み切れる和風ファンタジー*と、読書・心理・生活雑記のブログです。

たくさん撮る

 

職場の女性4人で食事会がありました。

イタリアンベースのコースで2h飲み放題付きです。

 

季節の前菜5種盛り合わせ他

 

料理の写真を撮る余裕があったのは最初だけ、あとはしゃべることと食べることに夢中でした。

普通の食事会ではなく、イベント的な集まりだったので、プレゼントのやり取りがあったり、メッセージ入りのデザートプレートが運ばれてきたりで、大いに盛り上がりました。

 

そして、宴たけなわという頃「記念に全員一緒の写真を──」という流れになって、お店の方に撮影をお願いしました。素敵な女性スタッフがにこやかに写真を撮ってくださったのですが、

「はい、それでは撮ります」という声掛けのあとパシャリ、

さらに「たくさん撮りますね」と5~6回シャッターを切ったのでした。

 

時代の流れを感じます。

昔(昭和時代)は、カメラといえばフィルムカメラで、町の写真屋さんに現像してもらっていました。それなりにコストがかかるので、同じ場面を「たくさん撮る」という習慣はありませんでした。

けれど今や、そういうコストは気にしなくてもいい時代です。被写体の4人が4人ともいい表情で写っている写真を残すためには、できるだけたくさん撮っておくのはとても有効だと思いました。試行回数を増やして成功確率を上げる、という方法でしょうか。

 

また、昔は撮った写真を人数分現像して配ったりしたものですが、今ではSNS上に作成したアルバムで簡単に共有できます。

今回ちょっと迷ったのが、たくさん撮ってもらった同場面の画像をすべてアップロードするかどうか…ということでした。結局私は、目をつぶってしまった人がいる画像などは除いて送信したのですが、もしかすると余計なお世話だったかもしれません。

他のメンバーに全部の画像を共有してくれた人がいて、それを見ていると臨場感があり、なかなか楽しかったからです。

 

こういう集まりに参加することはめったにありませんが、次回はあれこれ考えずに、撮ってもらった集合写真は全部出しでいこうかなと思います。(自分が変な顔で写っているのは別)