かきがら掌編帖

数分で読み切れる和風ファンタジー*と、読書・心理・生活雑記のブログです。

心配事2つから…

 

心配事2つから解放されました。

 

1つは、ワクチン接種1回目。

先週の金曜日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を受けてきました。

会場はグループ会社本社の医務室で、ワクチンはモデルナです。

接種期間の最終日だったので、すでに接種を済ませた職場の人たちから、受付や注射、副反応について、いろいろ情報を仕入れて臨みました。

 

受付では、あらかじめ記入していった予診票のチェックと本人確認があり、その後、産業医の先生による、体調とアレルギーに関しての問診を経て、接種という流れです。

ルートごとに間隔をあけて置かれた椅子が並び、誘導するスタッフがいて、混乱なく、整然と進みました。筋肉注射というと痛いイメージがあったのですが、実際には、まったくと言っていいほど痛みはありませんでした。

接種後は各自で15分間計って待機し、何事もなければ、そのまま退室して職場に戻ります。

 

心配だったのは副反応です。私が直接話を聞いたの十数人ですが、1回目の接種で、副反応が全然なかったという人が1人、強いアレルギー症状が出て3日間寝込んだ人が1人、残りは、注射した部位の痛みと全身の倦怠感という人がほとんどでした。

結果としては、私もその他大勢の1人になりました。

接種当日は、疲れを感じて早寝し、翌日、腕に筋肉痛のような痛みを感じつつ、平熱を確認して外出しました。法事的な集まり(個人宅で宴会)があったのです。

飲酒は控え目にしたつもりだったのですが、帰宅後、具合が悪くなりました。熱はないものの頭が痛く、胃痛もあり、身体がだるくて仕方ありません。

とりあえずシャワーを浴びて横になり、しばらく休みました。

食欲はなかったのですが、おにぎりを1個食べたら少し気分が良くなったので、寝支度をして就寝しました。2日連続して早寝です。

3日目には腕の痛み、倦怠感も薄れて、4日目はすっかり通常に戻りました。

 

 

もう1つの心配事は「再検査」です。

先月受診した婦人科検診の結果が送られてきたのですが、それが「D2:すみやかに精密検査を受けて下さい」でした。

毎年受けている検診ではありますが、前回、前々回とも「A:異常を認められません」だったのに、「B:軽度の異常」「C:経過観察」をすっ飛ばして、いきなり「D2」です。(ちなみに「D1」は「要治療」)

「すみやかに」という言葉にインパクトがあって、血の気が引いてしまいました。

 

受診した健診専門医療機関に電話して、専門外来を予約しました。2週間後の「再検査」まで、ずっと落ち着かない毎日でした。いつもと変わらない生活をしていても、バックグラウンドでは「心配」というプログラムが動き続け、重苦しい感じです。

「心配事の9割は起こらない」と言われれば、残り1割にフォーカスする性格なので、とりあえず最悪の事態が浮かんできて、頭から離れなくなりました。

けれど、マインドフルネスヨーガなどの瞑想中は、一時的に気持ちが落ち着くのです。

このまま瞑想の練習を続けて、だんだん上達していけば、あまり心配事に振り回されない性格に変わるかも……と思うと、モチベーションが上がります。

 

そして昨日、精密検査を受けてきました。

結果は、異常はあるけれど現時点では心配なし、だったので一安心です。

ささやかに、ビールで祝杯をあげました。

 

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〈香る〉エール