先週のことになりますが、朝起きてふと見たら、床に数センチ大の水たまりができていました。
ちょうどエアコンの真下です。大さじ1杯くらいの量ですが、ギョッとしました。
拭き取るそばから、またポタリ…。
水受けの器を置き、音が気になるので、底に雑巾を敷きました。
ちょうどお盆休みの真っ最中だったので、修理が必要な状態なら大変だと思いました。
そういえば去年も、5月の連休中にエアコンから異音がしてびっくりしましたが、無事に解決したのでした。
必ず、同じことで困っている人がいるはず、解決法もあるはず、とネット検索してみると、たくさんの情報を見つけることができました。
エアコンから水がたれる原因の大部分は「ドレンホース関連」なのだそうです。
ドレンホースとは、エアコン内部の水を外に排出するための排水管のことで、詰まってしまうと水が逆流し、エアコンから室内にたれてきます。
自力で出来る対処法は以下の3つでした。
- ドレンホースの先になにか障害物があり、水が流れにくくなっているようであれば位置を変える。
- ドレンホースの排出口を確認し、ごみや枯れ葉、虫などが詰まっていた場合は、割りばしなどで取り除く。
- ドレンホースには、エアコン室内機から発生するドレン水と一緒に、部屋のホコリや汚れも流れるので、それらがホースのどこかでたまると詰まってしまうこともある。その場合は「ドレンホース用サクションポンプ」などを使って詰まりを除去する。
「ドレンホース用サクションポンプ」は、1,000円~3,000円くらいで市販されていました。
ところが、さっそく発注したものの、商品が到着する前に、エアコンからの水もれは収まってしまいました。猛暑と多湿、台風の影響による強風という、特殊な条件下で起きた現象だったのかもしれません。
けれど、再発予防のためにも、ドレンホースの詰まり取りはしておこうと思いました。
ネットの画像で見ると大きさの見当がつきにくかったのですが、マウスと比較してこれくらいです。
使用方法:ノズルをドレンホースの先端にしっかりと差し込み、ハンドルを強く引いてホースの詰まりを取り除きます。
ノズルは取り外せます。ドレンホースのφ14、φ16(内径)に対応しています。
ネットのクチコミを参考にして、エアコンをしばらく停止し、ドレンホースからの排水が途切れてから、作業を開始しました。
下に紙を敷いて…
ノズルを差し込みます。
【注意事項】ポンプのハンドルは引くだけにして押さないようにすること。
商品説明には特に書かれていなかったのですが、押してしまうとエアコン室内機側にたまった水が押し出され、基板などを濡らして故障の原因にもなる、という情報があったので、十分に気をつけながら、何回かハンドルを引きました。
水と一緒に細かいゴミが出てきました。
「これでよし!」とは思うのですが、すでに水はたれなくなっているので、検証できないのが残念です。