かきがら掌編帖

数分で読み切れる和風ファンタジー*と、読書・心理・生活雑記のブログです。

排水口に物を落とした!

昨夜、食器洗いを終えた後のことです。

シンクの排水口に、長さ15センチくらいのお掃除ブラシを落としてしまいました。

ほんとに、あっという間の出来事。

排水口回りの溝を掃除していたら、ブラシの先がちょっと引っかかり、手から離れた瞬間、まさに弧を描くようにジャンプしてダイレクトに落ちていきました。

悪夢のようでした。

 

悲鳴をあげて、のぞき込むと、排水管の底というか突き当たりのところに、壁にもたれて立っている状態のブラシが見えました。

何か長い棒を使って、と考え、フロアモップの柄をはずして、先の方に養生テープの粘着面を外側にして巻きつけ、「とりもち」の要領で排水口に差し込み拾い上げようとしましたが、空振りでした。

何度もトライしているうちに、夜は更けてくるし、

――これはもう、あきらめて専門家にまかせるしかない

と、思い至りました。

 

それにしても、出費が痛い……。

でもしかし、待って。たしかマンションの賃貸契約時に、「総合生活サポートシステム」という、暮らしのトラブルに緊急対応してくれるサービスの会員(有料)2年契約がセットになっていたっけ。

パンフレットを探し出し、改めて読み返すと、漏水、詰まり、破損など水回りトラブルの駆けつけサービスが、一般価格8千円~のところ、会員価格は0円となっています。

但し、作業時間60分程度で、特殊作業を必要としない応急処置に限る、また、部品代金は別、なのですが、今回のような案件はおそらく無料の範疇に入るだろうと思いました。

 

さて、今日です。

朝、出勤してから頃合いを見計らって、0120***の電話番号にかけると、思いの外すんなりとつながり、感じのいい女性オペレーターに事情を説明しました。

料金の件もパンフレット通りであることを確認し、今日と明日の在宅時間帯を知らせて、いったん通話を終えます。

15分ほどで折り返しの電話があり、訪問予定時間と修理業者名の連絡を受けました。

 

やるべきことは、やった。

問題発生となると、動揺したまま立ち止まり、余計なストレスをため込んでしまうのが常なのですが、今回はどこかの時点で、これをブログの記事にしようと考え始めました。そのおかげで、私にしては、さっさと解決に向けて行動することができたのだと思います。

よかった、よかった。

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 で、首尾は――、

予定通りの時刻に修理会社の方が来訪、ブラシ引き上げ作業は5分ほどで無事完了しました。長い棒の先に黒い粘着物をつけるという「とりもち」方式でした。私のようにテープを使うと、水で粘着力が弱まるので効果が薄いとのこと。

追加料金もありませんでした。

一件落着。