2年以上のあいだ、常備菜として金時豆のサラダと割り干し大根の漬物を作ってきました。
ところが、最近は生の大根をサラダにして食べることが多く、「大根かぶり」が起きてしまうため、割り干し大根が余りがちでした。
そこで、常備菜を変えてみることにしました。
不足しやすい緑黄色野菜を補える、にんじんの常備菜です。
にんじん2本をピーラーでリボン状にスライスし、少量の油で炒め蒸しにしてから、熱いうちに、酢と醤油と白ゴマで和えるだけ。
にんじんは固いので、包丁で薄切りにするのはけっこう大変ですが、ピーラーを使うと楽にできて、腱鞘炎持ちにはありがたい限りです。
火の通りもよく味もしみやすいので、一石二鳥以上でした。
にんじんは皮側のほうに栄養があるため、一緒にスライスします。また、豊富に含まれているβ-カロテンは、熱を加えると吸収率が倍増するそうです。
保存容器に移そうとしたら、入りきらなかったので、フライパンをそのまま使って、にんじん入りの炒り卵を作りました。
ついでに一品できて、何だかとても得した気分でした。