かきがら掌編帖

10年あまり通っていた童話教室で「宿題」として書いたものに加筆修正して載せています。

ミニ間リスト

ミニマリストさんの記事を読むのが好きです。

あの境地まではとうてい行き着けないけれど、もっと物を減らしたいとは思っていて、自分なりに実行してきました。

最近では、存在することを忘れていた物(あ、こんなのとっておいたんだ、みたいな)を発見したら捨てる、というマイルールを作りました。加齢とともに、もの忘れが多くなるので、今後ますます有効なのではないかと期待しています。

 

とはいえ、まだ使用可能な物を処分するとき、どうしても心理的な葛藤がおこります。

「もったいない」という心の声が、捨てようとする手を引き留めるのです。

そういう場合、私は、もったいながる自分を説得するために、ちょっとずらした「もったいない」で返してみるという方策をとっています。

「いつか使う時が来るかもしれないのに、もったいない」には、「いつかより今。今を優先しないほうが、ずっともったいない」

とか、

「いくらも使っていないのに、気に入らなかったからといって捨てるのはもったいない」には、「気に入らないモノをがまんして使う心のエネルギーのほうが、もったいない」

などです。

たとえこじつけでも、かなり罪悪感をなだめられます。

 

半年ほど前に引っ越してきた部屋は、とてもコンパクトなのに家賃が高く、スペース単価がはねあがりました。

そうなると、場所をとることが最強の「もったいない」に変わってきます。なんといっても、自分の居場所を確保しなければなりません。

狭小な住空間で、必要であり気に入っているモノだけしか持たず、身軽に暮らしていけたらと思っています。

 

すなわち、

ミニ間リスト(落)