かきがら掌編帖

数分で読み切れる和風ファンタジー*と、読書・心理・生活雑記のブログです。

ゲシュタルト

田房永子さん『呪詛抜きダイエット』のゲシュタルト療法

ゲシュタルト療法のプレトレーニング期間中は、ずっと単発のワークショップに参加していたので、「ゲシュタルトのワークショップは初めて」という方と、ご一緒する機会が何度かありました。 そのなかのひとりから、田房永子さんのコミックエッセイを読んで、…

「薔薇は薔薇であり、薔薇であり、薔薇である」

A rose is a rose is a rose is a rose. 薔薇は薔薇であり、薔薇であり、薔薇である。 アメリカ合衆国の詩人ガートルード・スタイン(1874.2.3~1946.7.27)の言葉です。 ゲシュタルト療法の創設者フレデリック・パールズの弟子で、1985年に来日し指導・…

日々のゲシュタルト

ゲシュタルト療法のワークを体験学習しているとき、たとえば「ことばの言い換え」のような、ちょっとした実践を、よくファシリテーターに提案されました。 ワーク中に繰り返しやっているうち、だんだん普段使いするようになって、習慣化してきたものが3つほ…

ゲシュタルト療法「蛇口のワーク」

2ヶ月ほど前「蛇口をさがしてみよう」という記事で、統御感(物事を自分でコントロールできるという感覚)について書きました。 一般に、ポジティブ・シンキングとは、コップに半分入った水を見て「もう半分しかない」と考えるのではなく、「まだ半分もある…

ゲシュタルト『ルビンの杯』と其角

ゲシュタルト心理学の重要な概念のひとつに、『図』と『地』という考え方があります。 《figure and ground》 ある物が他の物を背景として全体の中から浮き上がって明瞭に知覚されるとき、前者を図といい、背景に退く物を地という。 小学館『デジタル大辞泉…

ゲシュタルト療法「Why」より「How」

ゲシュタルト療法という心理療法を習っていました。 一緒にトレーニングコースを受講していたメンバーは、セラピストやカウンセラー、医療関連の仕事をしている人などが多かったです。 私の場合は個人的興味だけだったので、専門的なアドバンスコースに進む…

ゲシュタルト療法「誕生のワーク」

私は出産予定日を過ぎて生まれた過期産児でした。 「明日、陣痛促進剤を使いましょう」と医師に言われたその日、夜になってから自然に陣痛が始まったそうです。 真夜中だったにもかかわらず、運よく医療スタッフは充実していて、逆子のため難しいお産ではあ…

ゲシュタルト療法 基本のキ「気づき」

ここ2年ほど学習中のゲシュタルト療法(「今、ここ」での気づきを重視する実践的な心理療法)において、大切な「気づき(awareness)」ですが、それがどういうものなのか、実はまだわかりません。 わかるのを待っていたら、いつまでたっても書けそうにない…

インナーチャイルドとリトルミイ

前回の記事の〈つづき〉です。 toikimi.hateblo.jp ゲシュタルト療法のワークで、インナーチャイルド(内なる子ども)と出会った日、夜ひとりになってから、ふと、 (あのとき感じたイメージは、まさにリトルミイだった) と思いました。 突然、焦点が合った…

エンプティチェアとインナーチャイルド(?)

ゲシュタルト療法のワークショップでは、参加者のワーク内容、ワークショップ内で知り得る個人情報について、一切外部に漏らさないこと、本人の同意なしには、いかなる公表もしないことを約束します。 自分のワークについてなら公表できるので、備忘も兼ねて…

機会

数十年来の河合隼雄ファンですが、ついにご尊顔を拝することは叶いませんでした。 機会はあったのです。 文化庁長官在任時に講演のお知らせを目にして、場所も近く、テーマも児童文学ということで、ぜひ行きたいと思いました。 募集要項には「申し込みはファ…

呪文、掛け声、ゲシュタルトの祈り

私は、考えごとを対話型でしている。脳内会話というものらしい。場合によっては、脳内会議になっていることもある。言葉のやりとりはごく自然に、絶え間なく続いていて、止むのは眠る時と、何かに集中している時くらいだ。 みんなそうだと思っていたので、中…